一般病棟・介護医療院併設、指定居宅介護支援事業所、歯科診療部・リハビリテーション科 | 医療法人 永寿会 陵北病院

ご家族向け

「新軟菜食(仮称)」続々導入しています!! 栄養科

以前の更新でもご紹介した「新軟菜食(仮称)」が続々と導入されています!
(新軟菜食とは『見た目はほぼ常食と同じ、食べると柔らかい』食形態です)

これまでは昼食の主菜(メイン)と副菜(小鉢1つ)をお出ししていましたが、
ついに冷小鉢も新軟菜導入となりました!!

今回より当院での一押しメニューを、ご紹介していきたいと思います(^^♪
どれもこだわりと工夫が凝らしてある自信作なので要チェックです☆

今回は「サバの塩焼き」と「擬製豆腐」、「白身魚の揚げ煮」のご紹介です。

サバの塩焼きは、常食の調理方法と違い、焼く工程がないので、バーナーで炙って焼き目と香ばしさを出しました。
やわらか食では硬くて漬物をお出しすることが難しかったのですが、「漬物を食べたい!」という要望に答え、
今回柔らかいつぼ漬けを献立サイクルに組み込みました。

擬製豆腐は卵に豆腐と上新粉を加えて、冷めてもふわふわ感が保てるように工夫しました。
乾燥しないようにひき肉の餡をかけています。常食は玉子の中にひき肉が入っていますが、同じように調理すると玉子とひき肉の
食感の差が目立ち、餡の中に入れることで栄養価の維持もできました。

白身魚の揚げ煮は油で揚げずに、揚げたような風味を出すために、油を魚にかけ、揚げ焼きするように加熱しました。
保水性を保つために、上から餡もかけました。

利用者さん及び患者さんからは「切り身の魚が食べられてうれしい!」「野菜の香りがしていい!」と良い反応がとても多く、
食欲が増進し、食事量のアップに繋がりました。

また次回の更新もお楽しみに~♪