一般病棟・介護医療院併設、指定居宅介護支援事業所、歯科診療部・リハビリテーション科 | 医療法人 永寿会 陵北病院

当院訪問看護師の活動が医療情報誌に紹介されました。

当院訪問看護ステーション田邊所長の活動が、医療情報誌「OPJリエゾン」に紹介されましたので、内容を掲載いたします。

 

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東京多摩地区骨粗鬆症リエゾンの会は、活動を始めて3年目になります。

主に多摩地区の約430万人市部を中心に骨粗鬆症の啓発活動を行っています。

メンバーは多摩地域にある6病院10名の多職種と医師3名で活動をしています。骨粗鬆症は沈黙の疾患と言われています。女性も男性も60代頃から、急激に骨量が低下します。骨折してはじめて「えっ?私が骨粗鬆症」と気づく方が多いです。2020年からコロナ禍と重なり、動かない・歩かない・出かけない高齢者が増加したことで大腿骨近位部骨折がさらに増加しています。

この大腿骨頚部を骨折すると、多くの場合、手術後は長期間の安静が必要となり、寝たきりの可能性が高まります。自分の足でしっかり歩くためには骨が大事です。

「2022年4月から二次骨折の予防継続管理料」などの新設もあり、骨粗鬆症に関することが大きく変化してきています。当会の地道な活動は全国的にも周知され、この度OPJリエゾン雑誌2022年秋号に掲載されました。今後もシームレスな地域連携につながるような取り組みを進めていきたいと思います。

東京多摩地区骨粗鬆症リエゾンの会 代表世話人 田邊美香